冷蔵庫の霜取り時にシステムの霜取りに障害が発生し、全体の冷却性能が非常に低下します。
次の 3 つの障害症状が発生する可能性があります。
1) 霜取りが全く行われず、蒸発器全体が霜でいっぱいです。
2) 除霜加熱管付近の蒸発器の除霜は正常ですが、離れた加熱管の左右側面と上面は霜で覆われています。
3) 蒸発器の霜層は正常で、シンクは蒸発器の底まで氷でいっぱいです。
具体的な理由と排除方法:
故障1:除霜負荷故障表示灯が点灯しているか(電源投入時に故障表示灯が消灯しているか)確認してください。故障表示灯が点灯していない場合は、除霜負荷側の故障です。一般的には、蒸発器温度センサーの故障(抵抗値が低い)やその回路の短絡、漏電などが原因です。故障表示灯が点灯している場合は、除霜負荷に故障があります。一般的には、除霜加熱パイプの破損、またはその回路の断線などです。除霜ヒーターとソケットの嵌合がしっかりと行われているかどうかに特に注意してください。
故障2:霜層が完全に除去されていない場合、除霜温度センサーの抵抗値が出口除霜レベルまで低下しています。このとき、除霜温度センサーの抵抗値を測定し、Rt線図と比較する必要があります。抵抗値が小さすぎる場合は、温度センサーを交換する必要があります。抵抗値が正常であれば、温度センサーの取り付け位置を加熱管から遠ざけるように変更してください。
不具合3:シンクの霜取り時の加熱温度が不十分。具体的な原因:
1) シンクヒーターが外れています。
2)シンクヒーターとシンクの間にある程度の距離があるため、ヒーターの熱がシンクにうまく伝わりにくく、シンクの温度が十分に上がらず、解凍した水がシンク上で再び氷結してしまいます。シンクヒーターをシンクに近づけてください。
故障4:メイン制御基板の内部クロックが霜取り時間を積算し、電源を切るとメイン制御基板上の圧縮機の積算時間がクリアされ、冷蔵庫は霜取り状態に入ることができません。故障5:霜取りサーミスタの値が変化しました。冷蔵庫の積算運転時間が霜取り時間に達し、霜取りサーミスタが蒸発器の温度を検知しても霜取り条件を満たさない場合、通常は抵抗値が小さいことが原因と考えられます。
投稿日時: 2023年12月18日